カメラ小僧るーしーず わーるど
カメラ小僧るーしーの撮った写真をご紹介します。
プロフィール

カメラ小僧るーしー

Author:カメラ小僧るーしー
自由気ままに様々な場所で興味を持ったものを被写体にしている超マイペース小僧です。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

明晰夢 (めいせきむ)  角島 山口県








meishekimu 01


  
   今夜はなんの香りで眠りを誘おうかと、調味料の戸棚をながめてから、



























meishekimu 02


   シナモンの香り漂うパンケーキのベッドを想像して、眠りについたスターのリンゴ




























meishekimu 03

 
  
 夢の世界に入ると、天井と繋がっていたへたが取れ、時幻車(じげんしゃ)に揺られるドライブに出た。




























meishekimu 04



    車が止まったその先には、ブルーの虹が架かった海がひろがり、































meishekimu 07
   
   
   
   リンゴが転がった浜辺には、光の国へと引きつける砂鉄の波が打ち寄せ、方位磁石に

   導かれるように、潮ゆわみをはじめたリンゴ。

   





























meishekimu 08

  
  心の闇をろ過する水は、汚れなきその実をも溶かし、リンゴは海に消えてった。




























meishekimu 11


    夕陽の映る浜辺をひたすら歩いて、消えた心の太陽を探すのは…



























meishekimu 13

  
   ピースサインでへたを切り、りんごに恋した浜のカニ































meishekimu 12


   リンゴのお礼の蜜が漂う渚で、甘いそよ風を受けながら、



























meishekimu 15

    
   さようならの手は振らず、ただ、じっとたたずんだまま、



























meishekimu 14

  
     黄昏の海に散らばって消えゆく夢を見送った。



























meishekimu 16


  

   自由自在にストーリーを操れる明晰夢(めいせきむ)。

   この浜辺の観覧席は、今夜もあなたの訪れをまっています。





スポンサーサイト
博士の平和理論





hakasenokyuuzitsu 01


  1922年、大正デモクラシーの波に乗り、ノーベル物理学賞を手に、日本にやってきた貴方は、



























hakasenokyuuzitsu 11

 
   フラッシュの嵐の中、各地で熱烈な歓迎を受け、偉大な西洋人として、日本人の尊敬の

   まなざしを集めました。






















hakasenokyuuzitsu 12

 
 各地で行われた講演は大盛況で、聴衆は貴方が唱えた、E=mc2 という画期的な理論にくぎ付けになり




























hakasenokyuuzitsu 03

 
  貴方は科学者としての成功の階段を上りつめたことを誇りに思われたに違いありません。
  
  

  
























hakasenokyuuzitsu 04


  また、日本では貴方はユダヤ人という種族の壺に分類されることもなく、精神的自由も

  味わうことが出来たのではないでしょうか。

  






















hakasenokyuuzitsu 15


 分刻みの過密なスケジュールのなか、貴方の瞳は日本人の謙虚さと優しさ、そして自然と

 調和した文化の細部までをしっかり捉え、



























hakasenokyuuzitsu 14

 
 畳に座り、味噌汁をすすり、はちまきをして、餅をついたりと、大いに楽しまれた貴方が、

 お礼にと演奏したヴァイオリンの音色は、さぞや、喜びに満ちたものだったでしょう。




























hakasenokyuuzitsu 08


  ステンドグラスのように鮮やかに彩られた日本での出来事は、




































hakasenokyuuzitsu 09


   
   ドイツへの帰路についた貴方に、素敵な夢を見せてくれたことでしょう。































hakasenokyuuzitsu 13

 
  しかし、その後のナチスのユダヤ人迫害が、輝いていた貴方の人生を翳らせ、

































hakasenokyuuzitsu 16


  貴方の心の中では、ドイツへの憎しみが重みを増して、冷静さを押しつぶしましたね。

  
























hakasenokyuuzitsu 17

  

  感情に支配された貴方が大統領に勧めた核開発は、原子爆弾の完成へとつながり、

  日本への使用を止めた貴方の手紙は届かず、あれほど愛した国をその知識で破壊して

  しまいました。




























hakasenokyuuzitsu 05


  貴方は、己の皮肉な運命を恨み、出来るものなら、この先も負わなければいけないこの大罪を

  洗い流せはしまいかと、どれほど、深い後悔の念にかられたことでしょう。

























hakasenokyuuzitsu 10

  
  もしも可能ならば、あの日のままのこの部屋で、貴方と窓辺に向き合って座り、






























hakasenokyuuzitsu 18


   生涯、貴方の心を覆っていたベールをその手で開ききって、




























hakasenokyuuzitsu 19


 
 アインシュタイン博士が経験した戦争の辛苦から導いた恒久平和理論を聞かせてください。









70回目の終戦記念日が更けましたが、

戦争で亡くなられた方々が望んでおられた平和を、

今後も維持していくことが出来るのかと

不安に駆られる8月となったことが非常に残念です。


今回は、アインシュタイン博士が1922年に門司で宿泊した部屋に

偶然訪れ、写真を撮らせて頂いたことを思い出し、

この記事を書かせて頂きましたが、

博士の生涯を調べるにつれ、原爆開発に関与した科学者から、

平和主義者としての発言に目がとまるようになりました。

その中でも、今の私に響いた言葉がこれです。


「 過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。

  大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。 」

  Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.
  The important thing is not to stop questioning.


 博士のこの言葉を胸に、平和な未来をつくるためにはどうすればよいかを

 今後も探求していきたいと思います。



 最後になりましたが、戦争で失われた全ての方々の命の重さを噛み締め、

 その御冥福を心からお祈り申し上げます。




託された祈り  長崎原爆







nagasaki genbaku 01


  1945年 8月9日  アヴェマリア響く港街に落ちた、プルトニウムの小さな少年の流れ星は、


























nagasaki genbaku 05
 
   輝く笑顔の星を消しさり、絶望となって砕け散った。

 
  

  
























nagasaki genbaku 06

  祈りで紡いだバラの冠は、ガラスの数珠玉に閉じ込められ、

































nagasaki genbaku 07

  重いはずの命が、たった一枚の紙切れに変わった。



























nagasaki genbaku 08

  それから、幾度も夏がめぐるたびに、 




























nagasaki genbaku 14

   
  太陽の光がガラスの数珠玉を照らして、バラの冠を取り出す。
























nagasaki genbaku 10

  人々は、アヴェマリアを唱えて、汗ばむ手でロザリオの21個の珠に触れながら、
























nagasaki genbaku 12

  この天と地を結ぶ、平和の鎖が切れぬようにと、


































nagasaki genbaku 13


  あの日の空を思い出しながら、、今日も、不変の夏の祈り捧げる。  











燃え尽きぬおもい





hiroshima 01

  
  
  昭和20年 8月6日  快晴  その日も朝から太陽の光が空から降り注いでいた。 その時までは…




























hiroshima 02

 
    午前8時15分に未知なる閃光が太陽を覆い、轟音と突風がこの地を駆け抜けた。























hiroshima 03


   
     空に立ち昇る黒い雲と共に消えた真夏のまち




























hiroshima 04

  
      灼熱の中でかげろうとなって飛びたった魂と、残された骨片




























hiroshima 08
     
     炭となったわずかな配給米の弁当


























hiroshima 07

 
     火傷を負った少年の学路は閉ざされ






















hiroshima 11

   幼子の夢は、はかなく消えた









































hiroshima 09

  
   ぴたりと止んだセミの声と、耳底に響く人々のうめき声



















hiroshima 10

    水で喉を潤す間もなく、息絶えてゆく人々の命を
























  










hiroshima 12

    
    千人針で縫い留めることも出来なければ、 





























hiroshima 13


    救いの手も差し伸べることも出来ぬ此の世の地獄に、




























hiroshima 14

  
   天が流した黒色の涙が浸み込んでゆく…



























hiroshima 15

  
    包帯で巻いては癒せぬ傷を心に負い、

























hiroshima 16

  
   白血病に侵されながらも、歩み出した少女は、























hiroshima 17

 
  ただ、ひたすらに鶴を折り、生きる望みを託し続けた。





























hiroshima 18



   やがて、その鶴は羽ばたき出し、人々にこの惨禍でも決してめげない希望を伝え、






























hiroshima 19

 
   少女がわずか12歳で天に飛びたったのちも、





























hiroshima 21

   
   平和への祈りを込めた千羽鶴が、この地から次々と羽ばたき、






























hiroshima 20

  
    我々にメッセージを運ぶ。

































hiroshima 23


  広島には、2つの炎がある。

  そのうちの1つは、この世界から核兵器が無くなったときに消されるが、

  もう一つの炎は、被爆者の中で決して消えない悲しみや怒りとなって燃え続けると。































hiroshima 24

  
  70年前の夏に、遺体で埋め尽くされたこの川は絶え間なく流れ、同じ歴史を繰り返さぬようにと、

  そのせせらぎで語りかけ、


























hiroshima 26

 
  その傍らでは、原爆に屈することのなかったドームが、放射能にめげずに息吹いた大木に

  囲まれながら、平和の光に照らされ、今日も静かにたたずんでいる。





    





海峡駅  門司港









mozieki 01


   カレー屋のカウンターに独りこしかけ、窓越しに信号機にとまったスズメと目をあわせる。

   点滅する信号などお構いなしに、スズメは優雅に羽根の手入れをしていた。




























mozieki 02


 
   それを見つめる僕はお気に入りのTシャツを着て、恋しさで焼き焦がれたカレーをほおばる。

 



































mozieki 03

  
   店をあとにして、暑さで火照った線路をつたい、ひたすら歩けば…


























mozieki 04

 
   駅に着くころには、僕の車は君への土産話で重量オーバー





































mozieki 05



   想い出の手荷物を抱え、軽やかな足取りで駅に入り、































mozieki 06


   清算する過去など何もないと思った僕は、まっすぐに待合室に向かった。





























mozieki 08


   無常な僕の運命を知らせる、待合所の横のポスターには、目もくれていなかった。
































mozieki 09


    時を超えたこの椅子に腰かけ、僕は君を待ち続けた…


































mozieki 10


   
    心のタンスも整理して、君に伝えたい想いを取り出していくうちに夜が更けてゆく… 































mozieki 11


      最終まであとわずかな列車に望みを託して、君の姿を探し続ける…
























mozieki 12

  
    心のマイクに向かい、君の名前を繰り返しアナウンスする、僕の愛は迷子になった。






























mozieki 13

   
    消えかけた電球の下に立ったときに、ようやく僕は気づいたんだ。

























mozieki 14

 
   僕の想いは現在進行形でも、君の愛は過去完了形へと変化していたことを。
  


































mozieki 16

   
 
    だから、最終列車のドアが開いたとき、君への愛は全て載せて、手ぶらなったよ。




























mozieki 17

  
  改札を抜けた僕は、君に飲んで欲しかった帰り水を顔に浴び、流れおちる涙をぬぐった。





































mozieki 18

 
     家に帰って酒を浴び、朝日が昇るまでに未練と後悔のボトルを空にした。





































mozieki 20

  こんな僕だけど、たたき売りされた安物の愛なんて欲しくもなかった。

































mozieki 21


  
   だから、未来に乾杯するための新たなグラスを2つ買い、待ち人でいることをやめたのさ。































mozieki 19

  
   
    空のトランクを持ち、光る海峡を超えて、僕は今から放浪の旅に出るよ。
   










上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。